コーヒーを自宅でいれてみたいと思って豆と器具を揃えてみたけれどなんか思った味と違う。お店の味が再現できない。そもそもどうやっていれるの？お湯と豆はどれくらい使うの？様々な疑問が出てくると思います。そんなコーヒーを始めたい、始めたばかりの方に向けて基本的な淹れ方を豆選びから飲むまで網羅的に解説いたします。！
コーヒーの淹れ方のコツ
コーヒーは、世界中で愛されている飲み物です。しかし、コーヒーをおいしく淹れるのは難しいものです。そこで、ここでは一番ベーシックなコーヒーの淹れ方のコツをご紹介します。関東某所で珈琲屋の店主をしている私が、おいしく淹れる基本を８項目に分けて紹介します！
１：コーヒー豆の選び方
コーヒー豆は、産地や品種、焙煎度などによって味わいが異なります。まずは自分の好みの味わいに合わせて、豆を選ぶ必要があります。
品種、産地：コーヒー豆の品種によって、味や香りが異なります。アラビカ種は酸味と香りが強く、ロブスタ種は苦味が強いのが特徴です。アラビカ種の中では、ブラジル産やコロンビア産が人気です。ロブスタ種の中では、インドネシア産やベトナム産が人気です。
焙煎度：コーヒー豆の焙煎度によって、味や香りが異なります。浅煎りのコーヒーは酸味と香りが強く、深煎りのコーヒーは苦味が強いのが特徴です。
鮮度：コーヒーは焙煎してからどんどん味の変化が起こります。それを楽しむためにも焙煎して日が経ってない鮮度の良い豆を選びましょう。お店によっては焙煎日の記載がしてあります。ない場合はお店の人に聞きましょう。
２：コーヒー豆の挽き方
コーヒー豆の挽き方によって、コーヒーの味わいが変わります。ドリップコーヒーの場合は、中挽き～中粗挽きがおすすめです。
粗挽き：粗挽きのコーヒーは、水が通り抜けやすく、すっきりとした味わいになります。
中挽き：中挽きのコーヒーは、バランスの良い味わいになります。
細挽き：細挽きのコーヒーは、水が通り抜けにくく、濃厚な味わいになります。
３：コーヒーの量
コーヒーの量は、1杯あたり10g～13ｇ（注湯量粉に対して15～16倍）が目安です。
味の濃さはお好みで変えてみてください。濃かったらお湯で割っても構いません。
浅煎りの豆は濃いと酸味が強く感じて、深煎りは濃いと苦みを強く感じます。
４：お湯の温度
お湯の温度が低いと、コーヒーの味が出にくく、高すぎると苦味が強くなります。ドリップコーヒーの場合は、85～95℃のお湯がおすすめです。
浅煎りは高温で、深煎りは低温で入れるのが上手に淹れるポイントです。
５：蒸らし
コーヒーを淹れる前に、コーヒー豆に少量のお湯を注ぎ、20秒～1分ほど蒸らすことで、コーヒーの味がよりよく出ます。
蒸らしをすることで、コーヒー豆に水分が浸透し、コーヒーの味が出やすくなります。
蒸らしをすることで、コーヒーの雑味が取り除かれ、よりクリアな味わいになります。
浅煎りは長めに、深煎りは短めに蒸らし時間をとるとバランスの良い味わいになります。
６：注ぎ方
均等に注ぐことで、コーヒーが均一に抽出され、味がよくなります。
粉の真ん中に何回かに分けてお湯を注ぎましょう。回数を多くするとしっかりした味わい、少なくするとすっきりした味わいになりやすいです。
７：抽出時間
コーヒーを淹れる時間は、ドリップコーヒーの場合は２～4分程度が目安です。
長すぎると、コーヒーが苦みや雑味が強くなります。
短すぎると、コーヒーの味が薄く水っぽくなります。
基本的には浅煎りは長め、深煎りは短めにすると失敗しにくいです。
８：コーヒーの保存方法
コーヒー豆は、豆のまま買った場合はある程度常温保存して味の変化を楽しんでください。消費に一か月以上かかりそうな場合は残りを冷凍庫に保存して使う分だけ取り出すのをお勧めします。
粉の場合はすぐに冷凍庫に入れるのをおすすめします。
冷蔵庫は常温とそこまで保存性の変化がなく食品の匂いが移る可能性もあるのでお勧めしません。
冷凍庫で保存すると、風味を長持ちさせることができます。
冷凍庫で保存する場合は、コーヒー豆を冷凍用ジップロックに入れて保存し、使う分だけその都度取り出すことをお勧めします。
まとめ、コーヒーの楽しみ方
これからコーヒーを淹れる際には、これらのコツを参考にして、おいしいコーヒーを淹れてみてください
コーヒーは、朝の活力や仕事の合間の休憩、リラックスタイムなど、さまざまなシーンで楽しむことができます。
朝にコーヒーを飲むと、目覚めが良くなります。
仕事の合間にコーヒーを飲むと、リフレッシュできます。
リラックスタイムにコーヒーを飲むと、心が落ち着きます。
このように生活の様々な場面で少し豊かな気持ちになれる不思議で魅力的な飲み物です。
あなたのコーヒーライフがよりよいものになりますように！
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